ホンモノの珈琲を好む人にはたまらないスペシャルティコーヒー。本物を味わえるお店が宝塚小林にある。それが「百合珈琲」だ。一般的に、スペシャルティコーヒーと普通の大量生産型コーヒーの大きな違いはフレーバーにあるそうだ。フレーバーとは、口に含んだときに鼻から抜ける香味のことを言う。ここ百合珈琲は「昔ながら」を守り続けており、例えば、50年も前に存在した厚釜焙煎機がいまも動き続け、この釜でしかだせない “とろりとした甘味” を提供してくれる。
前述の説明は、このお店のWEBサイトで記載されており、ストーリーが中々感慨深い。古き良き時代からの歴史を受け継ぐ表情が現れ、珈琲好きのファンは必ず応援したくなるはずだ。
http://www.yuricoffee.com/coffee/
店内に置かれているおそらく、かなり美味しいであろう珈琲豆。
左側の白壁側が珈琲豆の販売店舗、右側のベージュ側はカフェになっている。今回は満員で豆の購入のみとなった。
珈琲豆、購入。今回の選択は、苦味の効いたマンデリンをセレクト。自分の好みを伝えれば、お店の方が選んでくれる。
記載の説明書きをご紹介
「マンデリンゴールドトップ:スマトラ島リントン地区の限定農園にて、完熟チェリーを手摘みし、精選されれたゴールドトップマンデリン。セミ・ウォッシュド加工を施し、天日乾燥後脱穀、2回のスクリーニングと4回のハンドピックを含めた選別が行われている最も純粋なマンデリンです。」
やや薄めのアメリカンで頂いても、口の中に含まれる香りは、スペシャルティコーヒーならではのフレーバーが流石である。