2018年1月27日(土)に開催された「宝塚ホテル建設計画」の説明会に行ってきました。阪急宝塚南口駅前にある現宝塚ホテルは、1926年(大正15年)に開業し、90年以上営業され続けています。しかし、老朽化が進み、現行法上の耐震基準を満たしていないことなどから、2020年春に宝塚大劇場西隣へ移転・新築されます。
(画像は阪急阪神ホールディングスHPより)
この日は宝塚市内でめずらしく雪が積もり寒さ厳しい中でしたが、ほぼ満席の100人以上の市民が出席されていました。
(画像は阪急阪神ホールディングスHPより)
景観形成の目標は、「花のみち周辺の醸成された景観に、現宝塚ホテルが持つ『阪神間モダニズム』を継承、発展させる意匠を取入れ、周辺との調和を保ちながらも個性的で観光プロムナード地域に相応しいデザインを目指します。」とあります。
地域のシンボルとして愛されてきた現宝塚ホテルのデザインを継承され、現ホテルの切妻やねの壁面などに描かれている植物のモチーフのレリーフや、建物の外壁を特徴づけるドーマー窓と半円形やななどの特徴的なデザインを再現されるようです。
後半の質疑応答では、花のみちの歩道幅、新ホテル建設予定地にあった老木の扱い、周囲道路の渋滞対策、搬入口の場所など、終了予定時間まで質問が続きました。市民の皆さんの関心の高さが伺えました。
新宝塚ホテルについての説明会は、過去数回実施されており今回ですべて終了。現宝塚ホテルについては、おそらく2020年春の新ホテル開業後になるのではということで、現時点では未定とのことでした。
新ホテル建設予定地の今の様子。
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