昨年春に記事させていただいたハリガネ造形画家の升田学さん(宝塚市出身・在住)の作品が脚光を浴びている。NHKの「知っとぉ?兵庫」で、「『針金』で作るアート」針金一本で独自の世界を生み出すアーティストとして紹介されている。
NHK公式サイト
https://www.nhk.or.jp/osaka-blog/live-love-hyogo/shitto-hyogo/420166.html
宝塚清荒神の「リュックサックマーケット」というイベントで、実際に作るところを見せて頂いた事がある。単なるWire Artとは言い難い、これらのハリガネ造形は、針金を切らずに一筆書きの要領で針金を曲げながら頭でイメージし作られていく。描画を3Dの世界に持ち込み、曲線の持つ表現力だけではない、別の何かを感じる作品には驚きが隠せない。作品との距離、位置によっても印象と意味を変え、人の捉え方でも変わってくる気がする。
プロフィール
升田学|Masuda Manabu ハリガネ造形画家・ダンサー・グラフィックデザイナー
1973年生。宝塚市出身・在住。広告デザイン会社を経て、劇団 維新派に入団(1997年~2008年)、役者・美術班として貢献。 2002年にアートーンデザイン室(現:アートーン)を設立。
ハリガネ画家として2006年に「ヒトスジ」を発表。
「生きるモノの態度」(2015/Galleryt|東京)
「私とカメと対岸の空」(2016/GARERIA RETIRO D’OURO)
「絵空事」(2016/伊丹市立工芸センター)
「写仏」(2017/瑞泉寺|京都)
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サイト名:アートーン.jp Manabu Masuda
オフィシャルサイト:http://www.a-t-n.jp/harigane/
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記事/写真: つじよし(brali管理者 Yoshifumi Tsujimoto)