宝塚大劇場で10月1日~11月7日まで公演している、雪組公演「蒼穹の昴」。
(宝塚歌劇公式HPより)
先日観劇をし、大変感動してきたところです。
「ぶらり宝塚」読者の皆様は、きっとヅカファンの方が多いのでは…?と思い、観劇の感想を共有できたら…と思っています。
まずは何と言ってもセットの豪華さ!
一目見た瞬間、その黄金の輝きにぶわっと鳥肌が立ったのを今でも覚えています。
目がチカチカするほどの美しさで、この時点で「見に来て良かった…!」と確信しました。
浅田次郎作の同名小説が原作となっている作品ですが、私は全くの下調べなしで観劇をしてしまい、中盤から「あれ?あの人は誰だったっけ?」「誰と誰が敵対?」と頭が混乱する事態に。
やはり歴史物は少なからず予習が必要ですね。
幕間に、先に観劇された方や原作ファンの解説を読み込みなんとか頭を整理。
最後、彩風咲奈さんの流した涙には私もうるっと来てしまいました。
まだまだ新参者のファンなため、初めてお目にかかる専科の方々もいて、宝塚の長い長い歴史を感じました。
その重厚感と佇まい、場の空気をピシっと締めるセリフ…組子の緊張感がこちらにも伝わってくるようでドキドキしながら必死に舞台を見つめていました。
朝美絢さん演じる李春児のピュアさ、真っ直ぐさに、最初は可哀そうに思ったこともありましたが、最後本当に煌びやかな衣装を着て出てこられた時は、ここまでの苦悩と努力に胸がいっぱいに。
生まれや育った環境を乗り越える強さを、私自身も身に付けなければと思われる舞台でした。
ストーリーにグッと引き込まれた後のフィナーレは格別。
本編で笑顔が少なかった和希そらさん、朝美絢さんのキラキラなジェンヌスマイルが見れて感無量です…!この笑顔が見たかった…!!!
まだまだ語りたいことが沢山あるのですが、今回はこのあたりで。
お付き合いくださって、ありがとうございました。
宝塚ファンという方も、そうでない方も、ぜひ雪組公演「蒼穹の昴」の世界を体感してほしいなと思います。
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雪組公演「蒼穹の昴」
公演期間:10月1日~11月7日
HPhttps://kageki.hankyu.co.jp/
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BRALI宝塚ライター 音月りお