BRALI宝塚でもお知らせした、宙組公演「HiGH&LOW」「Capricciosa!!」を先日観劇してきました。
特に「HiGH&LOW」は人気作品の舞台化ということで、公演前から期待値が高かった様子。
既にどっぷりヅカオタの皆さんにはもちろん、初めて宝塚を見る方にもおすすめのポイントがたくさんでした。
今回は一幕の「HiGH&LOW」にフューチャーし、公演の見どころをネタバレなしでご紹介します!
*公演内容はこちらの記事から↓
https://www.brali-takarazuka.com/archives/kageki220828.html
まず、幕開けから圧倒されっぱなしだったのが派手な喧嘩シーン!
お話では、5つのチームに分かれての喧嘩が何度も繰り広げられるのですが、さすがタカラジェンヌ。
「ここまで上がる!?」と驚くほど高いキックと、全身を使ったパンチは見ごたえ抜群。
「清く正しく美しく」のイメージを覆すようなアクションシーンには驚きました。
眉間にしわを寄せ、オラオラとメンチを切るタカラジェンヌを見られるのはきっとこの作品だけ(笑)
いつもより男性のお客さんも多い印象。男性顔負けの身体能力に目を奪われました。
そして、もちろん娘役も負けてはいません。
見どころは娘役だけで結成されたヤンキーサークル「苺美瑠狂(いちごみるく)」!
宙組娘役スターとして活躍する天彩峰里(あまいろ みねり)さんが総長役を務めています。
ピンク色の長ランを身に着けヤンキー座りをする娘役も、やはりこの作品でしか見られません!
ドスの効いた声や「~してんじゃねえよ!」とヤンキー口調な娘役に、色んな意味でハラハラドキドキしてしまいます…!
ぜひ気になる娘役を見つけてほしいなと思います。
また、今回の公演の特徴である、5つのチーム分けにもご注目。
芹香斗亜(せりか とあ)さん率いる「White Rascals」は白がイメージカラー。ホストを連想させる煌びやかさが魅力です。
桜木みなとさん率いる「RUDE BOYS」はミリタリー風衣装が特徴的。スラム街で生きる男たちが集結しています。
瑠風輝(るかぜ ひかる)さん率いる「達磨一家」は赤色のスカジャンが目印!途中、和太鼓の演奏シーンも盛り込まれているので要チェックです。
鷹翔千空(たかと ちあき)さん率いる「鬼邪高校」は街一番のヤンキー高校。若さ溢れるヤンチャな喧嘩シーンは胸アツです。
そして、トップスター真風涼帆(まかぜ すずほ)さんが率いる「山王連合会」は街の最強チーム。黒の皮ジャン姿がとってもカッコいいので是非注目してみていただきたいです!
それぞれに分かりやすいチームカラーや衣装が用意されているので、映画の「HiGH&LOW」を知らなくても楽しめとはず!
劇中ではストーリーの解説もしっかりあって分かりやすいですよ。
宙組公演「HiGH&LOW」「Capricciosa!!」は9月26日まで宝塚大劇場で公演中です。
まだまだ始まったばかりの公演、無事に最後まで公演できることを祈っています。
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BRALI宝塚ライター 音月りお