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本日のコラムニスト「保育士 林真咲」
(関連記事:2017年3月17日「【ぶらり宝さがし】vol.1 林 真咲さん(保育士)」)
【急に子ども達に任せないで!】
こんにちは。
スッキリしないお天気が続いていますね。
外に出られない日が続くと、気持ちもスッキリしないことがあるかもしれません。
たまに伸びをして、意識的にスッキリさせてみるといいですよ。
では、今回のテーマ。
『急に子ども達に決めさせないで!』です。
私が子育てで大切にしていることは、
「子どもがどんなに小さくても、どれだけ理解しているかわからないけど、伝えること』です。
子どもとは対等に、ひとりの人として関わることを意識しています。
子どもは子どもだから、
社会のルールやしてはいけないことは伝えていかなければいけません。
知らないだけ、、、ということも多くあります。
「◇歳だから、まだわからないんじゃないかなー」ではなく、◇歳でもダメなことはダメだから、きちんと伝えていくことが大切です。
それから、子どもであってもいろいろ考えています。意思もあります。
よく10ヶ月くらいの子が離乳食をあまり食べなくなった、、、と相談を受けます。
10ヶ月くらいになると自分の意思を明確に持ち始めます。指差しができるくらいになったら、
「次、どれ食べる?」
と聞いてあげるのです。
生まれてから10ヶ月しか経っていなくても、
自分の食べる順番くらい自分で決めたいのです。
わかっていないだろうから・・・とごまかしたり、
できないだろうから・・・と必要以上に甘くなったり、
我慢できないだろうから・・・と好きなことしかさせなかったり、
いつまでも◇歳だから・・・では子どもは社会では生きていけないんですよね。
親の役割って最終は、子どもがきちんと社会で生きていけるようにすることだと思います。
今までずーっと◇歳だから、、、と守っていて、子どもが小学生になった頃、急に
「小学生でしょ。」
「お兄ちゃん、お姉ちゃんでしょ」
となったら、子ども達もびっくりですよね。
どんなに小さくても、社会のルールや家族のルールを伝え、ほどよい距離で子どもの力を信じて、時には遠くから見守っていきましょう。
急に子ども達に決めさせないで、
小さい頃から様々なことを伝え、
子どもにも意見を聞いて、決めさせて、
少しずつ成長させていきましょう。
~コラムニストプロフィール~
林 真咲(はやし まさき)
宝塚市在住。保育歴20年、累計5000組の親子さんと関わってきた出張子育て教室インストラクター。
主任・園長を歴任後、自身の妊娠・出産を機に個人での活動を始める。2012年に始めたベビーマッサージや親子ヨガのクラスは、全5クラスの人気教室となり忙しい日々を過ごす。2013年には、行政・保育園・幼稚園からも依頼をいただき、7年目に突入。「楽しかったです。また開催してください。^^」というママ達の声をもっと増やしていきます。
・宝塚市認可保育園月1回
・西宮市認可保育園隔月1回
・篠山市年2回(来年度隔月1回開催決定)
・宝塚市教育課子育て講座
・丹波市子育て講座など。
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編集:C子