神戸文学館で今開催中の「物語の中のパンダ『タンタン』と”なかまたち”」展を見るために、阪急電車で神戸文学館へ行って来ました。阪急今津線で阪急宝塚駅から阪急西宮北口駅まで約14分、西宮北口駅で阪急神戸本線に乗り換え王子公園駅まで約16分です。宝塚は電車で神戸方面に行くのにもとても便利なところですね。
「王子公園」駅のプラットホーム。可愛いパンダの待合室があります。
改札にもパンダと「王子動物園へようこそ!」のバナー。
可愛いパンダに歓迎されて、わくわく感が高まります。
西へ3分ほど歩くと、王子動物園が見えてきました。
王子動物園内の遊園地の観覧車も見えます。
王子動物園正門からさらに3分ほど歩くと、神戸文学館の入り口が見えてきました。
こちらが正面入口です。赤レンガの教会のような建物です。
神戸文学館は、関西学院発祥の地で、関西学院大学のチャペルだった由緒ある建物。神戸市内に現存するレンガ造りの最古の教会建築でもあります。空襲の焼け跡が残るイギリス積のレンガや、葡萄の蔓が描かれた窓、二色のラムネ色が美しい丸いステンドグラスなど、たくさんの見所が。建物についての解説は、神戸文学館ホームページや、館内に設置された神戸文学館の歴史の資料で詳しく読むことができます。
神戸文学館の掲示板を見ると、「物語の中のパンダ『タンタン』と”なかまたち”」展の会期が6月18日まで延長になったようです。この日はちょうど土曜日だったので、14時から15時30分まで土曜サロンが開催されていました。この日の土曜サロンは、尚絅大学の山本歩先生による「海港都市と怪奇小説」と題された講演。神戸の怪奇小説として、田中貢太郎の『港の妖婦』という短編小説が紹介されていました。
館内展示は写真撮影禁止なので、展示内容は行ってのお楽しみということで。神戸のパンダに関する展示のほか、パンダをテーマにしたたくさんの可愛い本に出会えました。また、今回の企画展に合わせて、王子動物園のパンダ「タンタン」のオリジナル缶バッジが400円で購入できるカプセルトイマシン(ガチャガチャ)が館内に設置されていました。大人気のため、もう残りわずかだったのですが、4種類のうちの2種類を何とかゲット。片目を隠した可愛いタンタンと、後ろ姿のタンタン、両方ともとても可愛いです。後ろ姿のタンタンは「おにぎりパンダ」と呼ばれているレア写真だと、神戸文学館学芸員の臼井七海さんが教えてくださいました。パンダの黒い模様が海苔、お尻の茶色い部分がおかかのように見えるからだとか。
神戸文学館を満喫した後は、道路を渡り向かいの横尾忠則現代美術館へ。
なぜか、ミュージアムカフェなのに名前が「ぱんだかふぇ」。
窓際の席に座ると、神戸文学館を眺めながらくつろぐことができます。
キーマカレーは野菜たっぷりの人気メニュー。
コーヒーもとても美味しいです。
横尾忠則氏のデザインのアートな食器でいただくことができます。
横尾忠則現代美術館4階の「キュミラズム・トゥ・アオタニ」からの絶景です。神戸文学館の後ろに、神戸海星女子学院が見えます。土曜日の一日、阪急電車に乗って王子公園駅で降り立ち、動物園と神戸文学館土曜サロン、横尾忠則現代美術館を楽しんでみてはいかがでしょうか。王子公園駅から徒歩6分圏内に、見所がぎゅっと詰まった贅沢なエリアです。家族やお友達と来ても楽しいですが、一人でも楽しいひと時を過ごせること請け合いです。
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施設名: 神戸文学館
住所: 〒657-0838 兵庫県神戸市灘区王子町3丁目1-2
宝塚からの所要時間: 阪急電車と徒歩で約36分(阪急王子公園駅から徒歩約6分)
電話: 078-882-2028
営業日: 10:00 ~ 18:00(日曜日 9:00~17:00)
定休日: 水曜日
駐車場: 無
Instagram : https://www.instagram.com/p/Cq2Na2YPvR-/
Twitter: https://twitter.com/kobebungakukan/
ウェブサイト: http://www.kobebungakukan.jp/
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記事/写真: YURIE (BRALIライター)