さぁ、ぶらり宝さがしにでかけましょう。
*********************
今回紹介するのは、「フォトエフィー宝塚店」店長の中西沙織さん。
「フォトエフィー」は、創業64年の老舗写真店。中でも21年の歴史ある宝塚店は、兄弟や親子2世代に渡って訪れるというファンも多く、お宮参りの撮影で訪れた赤ちゃんと成人式の撮影で再会することも。
そんな「フォトエフィー宝塚店」の店長中西さんは、ヒマワリのような「笑顔」が印象的。彼女に出会うと、パッと明るい雰囲気になる。
それもそのはず、中西さんは以前ダンサーとして活躍していたのだそう。ダンサーとして「笑顔」を「表現」してきた中西さんが、今は写真を通してたくさんの「笑顔」の瞬間を生み出している。そんな彼女に話をきいてみた。
・小学生の頃からダンスが好きだった中西さんは、SPEED、モーニング娘のコピーをしてよく踊っていたらしい。
高校はダンス部がある高校を選び、創作ダンスに熱中した3年間を過ごす。
高校卒業後は、ダンスを極めるべく専門学校に入学。ヒップホップ、ジャズダンス、タップダンスなど様々なジャンルのダンスを学ぶ。1年後、高校時代のダンス部仲間に誘われ沖縄へ。
沖縄行きの話があり、1か月後には沖縄にいたという彼女の決断力と行動力には驚かされる。
・沖縄では、サッカーチームのチアリーダーとして2年間、その後自身が踊るだけでなくインストラクターとしても活躍し、7年間を沖縄で過ごす。
「あっという間の7年間だった。多くのチャンスもあり、いろいろな経験ができた。」と中西さん。
沖縄で7年間過ごし達成感を感じる一方、これからの将来を考え始める。
「20年後も踊っているだろうか・・・・。」
ここでも中西さんの決断力と行動力を発揮される。今まで熱中してきたダンスに終止符を打ち、地元関西に戻ることを決意する。
・久しぶりの関西
「次のことは一旦帰ってから考えたい。」と関西へ戻った中西さん、
「元々関西人なのに、戻った当初は沖縄と関西のスピード感にギャップがあった。」と話す。
沖縄で暮らし、沖縄の人や土地に馴染んでいたからこそ感じるこの違和感は、彼女の沖縄での経験が充実していた証なのかもしれない。
・「フォトエフィー」との出会い
今までの経験の中で、子どもにダンスを教えることが楽しかったという中西さん、次のステップを考える時に『子ども』というキーワードが浮上する。ちょうどその頃、「子ども」の写真撮影をする「フォトエフィー」と出会い、新たなチャレンジのスタートを切る。
そして「フォトエフィー」へ入社し、最初はアシスタントとして関わっていた中西さん、今では店長として店舗の運営管理からカメラを持ち撮影まで、オールラウンドで活躍する。
”表現する側”から”表現を支える側(裏方)”へと転身した中西さん、「子どもを『笑顔』にする引き出しは、今までのダンスの経験があったからこそ。子どもが『笑顔』になると、周囲も『笑顔』になるのがうれしい。」と話す。
・これからの「フォトエフィー宝塚店」
「フォトエフィー宝塚店」は、昨年2017年8月にリニューアルしたばかり。新しくなったスタジオセットに加え、「フォトエフィー宝塚店」ならではの付加価値をつけていけるよう常に工夫しているという。
「いつでも、何度訪れていただいても、サプライズを残したい!」と笑顔で話す中西さんは、熱く「表現」し続けてきた人だからこそ、とびっきりの瞬間を「表現」することにも熱い。
そして、自分の「笑顔」を大切に「表現」してきた人だからこそ、周囲の人の「笑顔」を丁寧に「表現」することが今の中西さんにとっての「表現」なのだろう。
・休日の過ごし方
今ではほとんどダンスすることはないという中西さん。
休日は、ダンス動画をみて楽しんでいる。中でもお気に入りは「ブルーノマーズ」。
・宝塚で働く中西さんに聞いてみた。
中西さんは、神戸市の中でも宝塚により近い北区出身だが、「宝塚」を訪れるようになったのは今の仕事をはじめてから。
「品が良い街というイメージ。これから『宝塚』をもっともっと知っていきたい。」
【フォトエフィー宝塚店】
電話 0797-83-2455
宝塚市安倉北2-19-8(宝塚ICより800ⅿ国道176号線沿い「お好み焼き・鉄板焼いっきゅうさん」横)
平日10時~19時、土日祝9時~19時
定休日 水曜日
無料駐車場有り
ホームページ→https://www.hi753.com/studio/
記事:C子