芦屋 宮川沿いに店を構える「茶庵 瀧屋」に行ってきました。
宝塚から車で行く場合は、逆瀬川沿いに走って、鷲林寺経由で樋之池公園を西に曲がり、岩園隧道をくぐって、南進。いかりスーパー芦屋店を過ぎたらすぐ左側の建物の一階です。
電車で行く場合は、阪急芦屋川駅の北口から線路沿いにまっすぐ10分歩くと、いかりスーパー芦屋店があります。いかりスーパーを過ぎて、すぐ左側です。
朱色の暖簾が印象的です。
定番のメニューから、ここでしか食べられない品まで、30ページ以上ある豊富なメニューの中から選ぶことができます。
今回注文したのは以下の4品です。
鰻はふっくらと柔らかく、とろけるような舌ざわりです。タレは甘すぎず、コクがあり、上品な鰻のうまみを引き立てます。ごはんと合わさることで、口の中で一層ほろほろとほどけて調和します。そのままの味を楽しんだ後に、山椒をかけて味わいました。
しょうがと奈良漬けも、繊細な味わいで、箸休めというにはもったいないお味。とろろのお吸い物も上品で、お店のこだわりを感じました。
マッシュルームつけ蕎麦
食べてみたい!そう思わずにはいられない一品です。
マッシュルームと生クリームベースのスープに、ベーコンと歯ごたえの残るマッシュルームが入っていました。マッシュルームの香りが食欲をそそります。
生クリーム風味が想像よりもさっぱりしていて、ベーコンとマッシュルームの相性がとても良かったです。爽やかな香りのコシのあるお蕎麦に、滑らかなスープがマッチした新しいお蕎麦でした。
だし巻き玉子とたらこご飯も、素材の味が引き立つ味わいです。
焙茶蜜パンナコッタ
柑橘、生クリーム、パンナコッタ、ほうじ茶でつくったシロップと小豆が層になっています。
パンナコッタにのせられた柑橘が爽やかで、それぞれの味と風味の調和が癖になる、もう一度食べたい一品です。鮮やかなオレンジ色が見た目にも綺麗でした。
コーヒーも格別です。茶釜で沸かしたお湯のおかげか、口当たりはまろやかできめ細かく、フレッシュな余韻が続きます。自宅でいれるコーヒーとは、ひと味もふた味も違いました。
本わらび餅に黒蜜ときな粉が添えられています。弾力があってもちもちとした噛み応えです。次第にとろけて、つるりとしたのど越しを味わう楽しさがありました。
冷やされた竹の器からお皿に移して頂くことができ、エンターテインメント性もあります。暑さが残る季節には涼やかさも嬉しいですね。
店内では、お茶やお菓子、調味料、食器を購入することも出来ます。
お店のスタッフさんは、とても気さくでお優しく、心配りも細やかです。
心もお腹も満たされる「茶庵 瀧屋」へ、ぜひ足をお運びください。
人気店のため予約をすることをおすすめします。
営業時間は通常11:00~20:00ですが、9月中は営業時間が短縮され18:00までの営業になっています。お気を付けください。
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braliライター:Hikariko